付き合うということ。

人との関わりの中に、カップルという関係性がある。
僕にはその関係性が必要なのか分からなくて。
だって付き合わなくても好きな人と好きなことをすればいいし、
面倒臭い悩みや、悲しい別れが待ち受けていると思ってる。
だけど将来の夢は「幸せな家族を作る」ことだから、奥さんになるパートナーはいたほうがいいのかなって、しばらくの葛藤があった。
4月に、こんな葛藤を取っ払って彼女になって欲しいなと思う女性に出会った。
直感でしかないけど、幸せにしたいなって、傷つくことや幸せにする覚悟を持って告白し、今お付き合いさせてもらっている。とても素敵な女性で、関係性にも自信がある。
付き合いは始まったばかりだけど、自分のことをたくさん考えるきっかけがあった。
でも、やっぱり「好きなことを好きな人と好きなときに」という価値観は変わらなくて、ただでさえ遠距離なのに、友達を優先したり、やりたいことに没頭して、不安にさせてしまうこともあると思う。
それでも、彼女は心から僕の自由を尊重してくれるし、ほんの数ヶ月だけど、この人で良かったと何度も思わされることがあった。
付き合うということに対する葛藤と、素敵なパートナーと過ごす日々を経て、
僕なりの付き合うということに対する答えは、
周りに関係を認めてもらい、周りに支えてもらうという関係性だということ。
僕と彼女との関わりについての相談に乗ってくれる友達や、僕が付き合うことを聞いて喜んでくれる友達にも、たくさん幸せにしてもらった。
付き合うということは、彼女からだけでなく、応援してくれる友達や、さらには彼女の友達にまで愛を感じることだと知った。
カップルには様々な形がある。
刺激し合う関係、支え合う関係、秘密の関係だったり、遊びの関係だったり。
どんな形があってもいい。
僕は、この彼女からもらった幸せも、周りのみんなからもらった幸せもいつまでも大事にしていきたい。だから、これからも周りにいる人たちに支えてもらえるような関係でいる責任を持とうと思う。